何かで成功するには「継続」が大事だとわかっている。
でもどうしても他の誘惑に負けてしまう…。本当に自己嫌悪する。
継続している人はどうやってモチベーションを維持しているの?
当記事では上記の疑問にお答えします。
本記事の内容
- 継続力がない人でも自然と継続できるようになる考え方
- 継続力を身に付けたいなら「継続力を維持する方法」をネットで探すな
大手企業で研究しつつ、業務後や休日に副業(ブログ・投資)をしているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。
先日こんなツイートをしてみました。
継続力の秘訣は?と聞かれることがあるのですが「現状に絶望すること」だと思ってます。わりと本気で。
「今のままでは5年後に使い物にならなくなる」という危機感が大事かなと🤔
「まあなんとかなるでしょ」って言って何もしてない人が、実際になんとかなった例を知らない…。お金持ちとか以外は。
上記のツイートが「約7,000人」に届いたようです。
平成30年に我が国の最高学府、東京大学に入学できた人が約3,000人らしいので、
東京大学に在籍する1~4年生の半分以上に届くツイートだと仮定すると、Twitterはすごいなと改めて感じます。
当記事ではこのツイートに関して深堀りしてみようと思います。
継続力を維持する方法について解説しますね。
目次
継続力がない人でも自然と継続できるようになる考え方

本題に入る前に、僕自身の話を少々。
僕も元々継続力があったわけではなく、むしろめちゃくちゃ不真面目なやつでした。
勉強もそんなに好きじゃないし、超田舎出身なので「お受験」みたいな価値観もない。
中学生の時には「つまんない」と思った瞬間にすぐにやめて、先生を怒らせる常習犯でした。
そんなダメダメっ子が、成果が出なくても淡々と継続できるようになったのは、以下のように考えるようになったからです。
- 現状に絶望すれば「継続力」はおのずと身に付く
- 正しく現状に絶望するには、自分よりも凄い人に挑み続けるだけ。
- 人生は、全く知らない誰かのために使うには短すぎる【我が道を行け】
順々に説明しますね。
現状に絶望すれば「継続力」はおのずと身に付く

「継続するには危機感を抱くべき~」とかそんな生半可な感情ではなく、現状に絶望すること。
自分の実力の足りなさに「なんでこんなに才能がないんだ」と泣きだすくらい絶望すること。
ぶっちゃけこれが継続力を保つための最善手です。
なぜなら絶望するくらいどん底に落ちてからじゃないと、ヒトは変われないから。
人が持つ「負のエネルギー」は凄まじい力を生みます。
あなたが何かにトライしようと決断した時のことを思い出してください。
- 家が貧乏すぎて「こんな人生は嫌だ」と絶望したのでは?
- 頑張ってもすぐ周りに抜かれて「こんな才能じゃ生きていけない」と絶望したのでは?
- 自分の容姿を周りから馬鹿にされて「こんな体型じゃ嫌だ」と絶望したのでは?
- 同級生からいじめられて「こんな弱い自分なんて嫌だ」と絶望したのでは?
人が本気で自分を変えると決断する時には「絶望」がつきまといます。
それこそ下手したら心が折られて、病んでしまうくらいのやつが。
「将来が不安だけど、まだなんとかなってるからいいや」
こう思っている人間が何か新しいことに挑戦することはありません。
だって、現状を変えなくても生きていけちゃうから。
仮に挑戦したとしても、現状にそこまで困っていないので継続しないでしょう。
僕は幸か不幸か、周りよりも頑張らないと一般人の域にすら到達できない環境で育ってきました。(という風に理解しています)
だからどんなにやっても、どんなにやっても、不安が追いかけてくる。
ちょっとでも妥協したら、またあの時の生活に戻ってしまうんじゃないか。
せっかく手に入れたものが、簡単に零れ落ちてしまうのではないか。
この焦燥感とも言える感情が、継続力を維持する原動力になっています。
この原動力をうまく名言として残してくれているのが、アメリカの社会学者チャールズ・クーリーですね。
「明日やろうは馬鹿野郎」の語源…なのかな?
『明日はなんとかする!』と思うのは馬鹿者だ。
『今日なんとかする!』でも遅すぎる。
賢者は昨日のうちに、済ませているものである。
正しく現状に絶望するには、自分よりも凄い人に挑み続けるだけ。

現状に絶望する方法はハイパー単純で、自分よりも数段レベルが高い人と一緒に何かをやる or その人に勝負を挑む、です。
ほぼ確実に負けて、自分の実力の無さを悟ります。
このとき更におすすめなのは、自分と同世代もしくは自分よりも年下の強者と比較することです。
その人たちにフルボッコされると間違いなく「自分はこの年齢まで何をしていたんだ…このままではいかん」となります。
「このままではダメ」と思えればあとはこっちのものでして、そう思ったことを克服するために計画立て→ゴリゴリ実行するだけ。
悲しいことに、年を取れば取るほど自分より年下の人に抜かれる可能性が増します。
その可能性を少しでも減らしたいなら、やるしかないです。
実力で負けてるのに「あいつ生意気だな」と口でしか文句言えない人のダサさを想像してみてください。
もし自分がその立場だったら、恥ずかしくて死にたくなります。
負け続ける負けず嫌い。
これが自分の理想に近づくために必要な考え方だと思ってます。
負ける前提で強者に挑んで、正しく絶望しましょう。
ただ注意してほしいのは「他人と比較し続けないこと」。
強者と競って、負けて絶望して、計画を立てたらしばらく外界を無視して突き進む!
周りを気にしながら走っても気が散ってしょうがないので、ある程度わがままにやりましょう。
「負け続ける負けず嫌いがなぜいいのか?」は、下記記事が詳しいです。
よく読まれていますので、あなたもぜひご一読ください。
人生は、全く知らない誰かのために使うには短すぎる【我が道を行け】

継続力を高めるためには「現状に絶望しろ」ということを前項で解説しました。
が、この考えで突き進むと下記のような思わぬパッシングを受けることがあります。
恵まれてるくせに絶望とか言ってんじゃねーよ!
お前よりも俺の方が大変なんだよ!
こう言ってくる人がたまーにいるのですが、基本的に気にしなくてもOKです。
僕が昔、インターネット先生から教えてもらった偉大な考え方を皆さんに共有しておきます。
自由に使ってください。(引用元が本気で思い出せない)
お前より俺の方が大変で、俺の気持ちになってみろ!
というやつには「アフリカに行ってこい」と言うだけで良い。
毎日餓死寸前で必死に生きている子どもたちから同じことを言われて、そいつが子どもたちと同じような境遇を経験しようとするか。
それができるなら話を聞いてやれば良い、できないなら無視。
対価も払わず自分にできないことを人に要求するってただのクレーマー。
反応するのは人生の浪費。
こんな感じのことをインターネット先生から学びました。
というわけであなたはあなたの「実力不足」に正しく絶望して問題ないです。
僕らの人生は、全く知らない誰かの不満のために使うには短すぎます。
自分が守りたい人、自分が一緒にいたい人、自分の努力で救いたい人。
こういった人達のために、実力の足りなさに絶望して頑張り続ければOKです。
継続力を身に付けたいなら「継続力を維持する方法」をネットで探すな

というわけで継続力を身に付ける方法に関して解説しました。
色々解説しましたが、「負ける覚悟のない人」はいつまで経っても変われませんね。
失敗したくない完璧主義者が、一番タチ悪いかもしれません。
僕は本業の研究でも先輩や同世代の凄さに気圧されて、副業のブログや投資でも周りが凄すぎて力不足を毎日痛感してます。
ただ、力不足と実感できるからこそ「もっと作業しなければ」と思えますし、周りと比べた市場価値を冷静に判断し続けることができます。
インターネット上には、継続力を保つためのコツがたくさん転がってます。
この記事もそうですが、あなたが学べるのは「誰かがやってみて手ごたえがあったコツ」だけ。
本当に自分に合った継続力の維持方法は、試行錯誤で見出すしかないことにご留意を。
ただ、試行錯誤で見出せといっても「じゃあどうやって見出せるの?」と思われるかもしれません。
そんなあなたには、僕が人生のバイブルとしていつも手元に置いている2冊を紹介しておきます。
これらを読むと、どんなに落ち込んでいても「よっしゃ、やったるか」となります。
下手なカンフル剤よりも良く効きます。
ぜひお手元に取ってみてくださいな。
というわけで今回の記事は以上です。
当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。
ではではっ
継続することに加えて、自己評価と他者評価のギャップを埋めることも重要。
ギャップの埋め方を解説した当記事も良く読まれています。