いよいよ社会人1年目になるけど、せっかくなら同期と差をつけたい。
社会人1年目で「これだけは読んでおけ」という本ってある?
100選とかいらないから本当におすすめなやつだけ知りたい。
当記事では上記の疑問にお答えいたします。
本記事の内容
- 社会人1年目におすすめしたい本9選
- たくさん読むよりも、1冊1冊を大事にしよう
大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)です。
本業では未来へ貢献する種を植えつつ、業務後は自分の未来の種(ブログ・投資)にせっせと水やりしています。
「普段どんな本を読むことが多いですか?」と最近後輩から聞かれたので、せっかくなのでブログにまとめようと思います。
現在までに読んできた本の中で「これだけは読んでほしい」という9冊を選びました。
けっこう有名どころも多いので、ご存知の本も多いかと思います。
が、読んだことがない方は本当に良書だらけなので、ぜひ手に取ってみてください。
- 入社前から社会人おすすめの本を読んでおきたい方
- 社会人1年目からグングン成長したい方
- 人生のバイブル候補を探したい方
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目次
社会人1年目におすすめしたい本9選

僕があなたにお勧めしたい本を2ジャンルに分けました。
- 人生のバイブル(人生のカンフル剤)
- 社会人として知っておくべき考え方・価値観・情報
1つずつ説明していきます。
人生のバイブル(人生のカンフル剤)

以下に紹介する本は、僕がいつも自分の作業机や枕元に置いている本です。
自分が精神的にも肉体的にも疲れているとき、悔しいことがあったとき、人生に悩んでいるとき、必ず見返しています。
七つの習慣 人格主義の回復
- 自分に足りないものが見つかる
- 自分の心を鍛えるのに最高の書物
- 何度読み返しても新たな発見がある
もう王道中の王道ですね、これは。
まだ一回も読んだことないという方は今すぐにでも読むべき。
一体作者はどんな人生を送ったら、これほどまでに人々の心を打つ文章を書けるのか。
どんな経験をしてきたら、こんなにも人々の人生をより良い方向に変えられるのか。
考えさせられることが多い本ですが、とりあえず「自分はなんて自分勝手な考え方をこれまでしてきたのだろう」と悟ります。
自分の人生を内省し、成長につなげるためにもこの本は最適ですね。
あと不思議なことに、期間を置いて読み返せば必ず新しい発見・気づきがあるのがGOOD。
読めば読むほど成長に繋がると思える書籍はそんなにないのではと考えます。
もし「おすすめの本を一冊だけ教えて!」と言われたら、僕は間違いなくこれを差し出しますね。
ぜひご一読を。
なお、なかなかボリュームがあるので活字を読むのが苦手だという方は漫画版もあるのでどうぞ。
一流の男をつくる才能と信念の磨き方
- 世の中の真理を「刺さる言葉」で解説してくれている
- 何かに「依存」する人間は勝てないことを教えてくれる
- 弱った自分を叩きなおすのにピッタリ
この本は、タイトル通り「一流の男」になるために必要なことを解説してくれてます。
しかも「厳しい言葉を浴びせてはいけない」的な、今のご時世に合わせたチャチな表現ではなく、心に刺さる表現を使うのが良い。
- まったく、世の中は厳しいもので、弱くなってしまった者を誰も助けてはくれない。自力で這い上がるしかないのだ。
- いいことが起こったときに、「人生は浮き沈みがあるから」と思ってはいけない。一度、浮いたら、浮きっぱなしでいいのだ。苦労が美徳だなんて冗談じゃないのである。
- 「いい人」は無能の代名詞である。
僕はこの本を疲れている時に読むのですが、読む度に「全然こんなの疲れたうちに入らんわ。凡人が甘えるな」と思えます。
肉体ではなく精神が病んでいる時は、何かに「依存」している証拠だというのは真理。
なんで誰も助けてくれない!という「他者依存」
あいつがいないと俺はダメなんだという「他者依存」
俺が人生でうまくいかないのはこの世界のせいだ!という「他者依存」
こういったのは無能の典型句だそうです。(厳しいですね…)
まあ表現方法の是非はさておき、モチベーションを刺激してくれるのは間違いなし。
ぜひ手に取ってみてください。
勝ち続ける意志力
- 「勝ち続ける方法」を教えてくれる
- 成功にはまず圧倒的な「量」が必要と悟らせてくれる
- 自分の「やる気スイッチ」を押してくれる
「勝つためにはこんな行動・考え方が必要」と教えてくれる書籍は、世の中にはたくさんあります。
が、それらは「勝ち続けるための方法」は教えてくれません。
宝くじや馬券でもそうですが、単発のまぐれ当たりなら誰にでも起こる可能性はあります。
しかし毎回毎回当たり続けるとなると、明らかに「運」以外の要素が必要。
この本では、その「運」以外に必要な要素に関して大変詳細に語ってくれています。
筆者はギネス認定もされているほどの最強プロゲーマーでして、まさに勝ち続けている人。
その説得力は十分すぎるほどです。
以下のようなコメントはまさに至言だと思っており、勝ち続けるにはこの発想にならないといけないのだろうなあと考えさせられます。
- 何かを成し遂げるのに楽な道があるなんて、それこそ空前絶後の才能を持つ稀人以外には語ることができない。
- 自分の足元にある階段を一段登ることもできないのに、山のように高い目標へと辿り着けるわけはない。しかし、そのことに気づいていない人は大勢いる。
- 人よりもたくさん勝ちたい、チャンピオンになりたい、勝ち続けたいと思うのであれば、セオリーを疑え!
一度の勝ちに満足せずに、勝ち続けたい。
常に自分を成長させていたい。
もしあなたがそう思っているのであれば、この書籍以上に最適なものはないでしょう。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
- give精神の重要性が理解できる
- 自分のことしか考えない人間はこれから生きていけなくなると気づける
どういった価値観で行動し続ければ、この情報社会で生き抜けるのかを解説してくれている本です。
この本では、人は以下の3パターンに分類できると言っています。
- giver:人に惜しみなく与える人
- taker:真っ先に自分の利益を優先させる人
- matcher:損得のバランスを考える人
そして最も人生で成功しやすいパターンは「giver」とのこと。
真っ先に自分の利益を優先させる人(taker)って、けっこうな割合でいるのではと考えます。
ただしそれは成功者からは外れた行為になりがちで、この本の至言としては以下のような言葉があります。
知能が高ければ高いほど、相手の成功に手を貸すようになるのだ。
上記の文章だけだとパッと腑に落ちないかもしれませんが、この本を読むと「なるほどな」と絶対になるはず。
やる気に火がつく「エンジン」とは何か?など、核心をつくストーリーが多いので是非ともどうぞ!
新社会人として読んでおきたい本

以下に紹介する本は、社会人としてうまくやっていくために役立つと心から感じたものです。
何度読み返しても「良いこと書いてあるなあ」と実感しますし、優れた社会人になるには実力だけでなく「人間力」が重要だと理解できますよ。
「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方
- 上司から信頼される考え方を学べる
- 部下として何を学ぶべきかがこの一冊に詰まっている
- 一般社員からCEOまで上り詰めた人の価値観が知れる
スターバックスコーヒージャパン株式会社の元CEOを担っていた、岩田松雄さんの名著の1つ。
めちゃくちゃ有名な方なので僕が紹介するまでもないかもしれませんが、これは新社会人全員に読んでほしいと思う本です。
新社会人のあなたが最も気にしていることの1つに、「どんな部下なら上司から信頼されるのか?」があると思います。
この本では一般社員⇒CEOを経験した立場から「君に任せたい」と言われる部下になる考え方を語ってくれています。
せっかく企業に入るのであれば、上司からも信頼されて結果も出せる人間になりたいですよね。
入社してからとにかく動き回るのも大事ですが「どう動けばいいか?」を知ってから動き回った方が100%良いです。
この本は「会社での動き回り方」を教えてくれる最高の一冊と言えるでしょう。
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉
- リーダーに必要な素養を学べる
- 51の言葉すべてが役に立ちすぎる
- 明日から試してみようと思わせてくれるテクニックがたくさん
またまた岩田松雄さんの良著です。
先ほどは「デキる部下」になるという本でしたが、今度は「デキるリーダー」になるための本です。
デキる部下というのは、能力が高いことは自明ですが「上司の求めていること」を見抜くのが異常に上手い。
自分の知り合いにもそれができる人がいますが、千里眼かよ…と思わされるほど。
常にその知り合いを観察していてもイマイチ要領を得ず、どうするか…と思っていた矢先に出会ったのがこの本でした。
この本に書かれている名言は全て深いし、その名言の本質を岩田さんが説明してくれているのもGOOD。
- 多くの人がおかす過ちは、「私にはできない」というとき、実は「やってみる気がない」と言っているのだと気づかないことです。
- 明日はなんとかなる、と思うのは馬鹿者だ。今日でさえ遅すぎる。昨日のうちに済ませてしまっているのが賢者だ。
自分の振り返りにめちゃくちゃ役立つ本なので、ぜひあなたも手元に置いてみてください。
僕も半年に一回くらいのペースでこの本を見直してます。
人との「距離感」がわかる人、わかっていない人
- シンプルに、心地よく生きるためのコツが学べる
- 周囲に左右されない生き方が身に付く
- 「なぜわかってくれないのか」という考え方が荒唐無稽だと悟れる
あなたもお気づきだと思いますが、社会人が病む理由として「人間関係」は相当大きいです。
株式会社マクロミルが行った働く男女 1,000 人ストレス実態調査でも、職場の人間関係は第2位。(1位は仕事内容)
僕もかなり意識しているのですが、会社はドライでいるのが一番良いです。
人の悩みとか、出世関係とか色々気にしないといけないことも多いのが社会人ですが、それでも気にしないのが最強。
人の価値観にズカズカと踏み込んでいっても、良いことはほとんどなし。
この本ではそういった「人との適切な距離感」を教えてくれてます。
これを読めば「そもそも人間関係に悩むことがおかしい」ということに気付けますよ。
自分の心は、自分で守りましょう。
生産性
- 文字通り「生産性」を高めるためのコツがわかる
- そもそも「生産性」って時間だけじゃないよね?と悟れる
- 周りのライバルと差がつく仕事ができるようになる
生産性。
多分あなたが社会人になってから、定年退職するまで最も多く耳にする言葉でしょう。
われわれ人間は常にこの言葉と戦う生物です。
昨日まで30分かかっていたことを、どうやって次やる時に29分にするか?
こういう思考を常に持ち続けて内省し続けないと成長できません。
生産性ってどうやって高めればいいんだ!とネットの情報を探しまくっているあなた。
それこそが「生産性が低い」証明だったりします。
生産性を上げるなら、生産性を上げることを生業としているプロに聞くのが最速です。
この本はまさにそれを仕事にするトップパーソンが書いた本ですので、この一冊を読み込んで極めましょう。
未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038
- 20年後の我が国がどうなるかを予測できる
- 予測を前提とした行動を取れるようになる
- 社会がどのように変わっていくのかイメージしやすくなる
最近読んだ中でも、かなり興味深い内容だと感じた本。
すでに訪れている「不確実な社会」が今後どうなっていくのか?
我々はそんな社会でどんなことを意識して生きていけばいいのか?
そういったことを考えさせてくれる良著です。
特にこれからでは「副業」が当たり前になる時代が来ますし、社会人1年目から「副業」を始めても何らおかしくないと僕は考えます。
不確実な社会に対してどう抗うか、答えはそう簡単に転がっていません。
自分でそれは見出していくしかないわけですが、未来の情報はある程度知っておいた方が良い。
そういう意味でもこの本はおすすめですね。
この本を読んで将来に対して不安を感じたら、それは良い刺激になった証明だと思います。
たくさん読むよりも、1冊1冊を大事にしよう

というわけで当記事は以上です。
本は探せば探すほど、良著と呼ばれるものが見つかります。
が、むやみやたらに購入しまくっても自分の身につきません。
自分が「これだ!」と決めたものを買ったら、それを定期的に読み返すことが重要。
僕も含め、一般人は1回読むだけでその本に書かれていることを完全コピーできるほど優れてはいません。
どんな本にも必ず自分の役に立つ内容が含まれているので、それを完全コピーできるようになってから次に進みましょう。
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ではではっ
>>『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』をもう一度見る
>>『「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方』をもう一度見る
>>『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉』をもう一度見る
>>『人との「距離感」がわかる人、わかっていない人』をもう一度見る
>>『未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038』をもう一度見る
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