企業研究者が学生時代にやっておけばよかったと後悔していることは何ですか?
社会人になってみて思う後悔を赤裸々に聞いてみたい。
自分はそうなりたくないので、いま後悔していることを本音で言ってください。
本記事では上記の疑問・ご要望にお応えします。
本記事の内容
- 世間一般から見た「学生時代にやっておけば良かったこと」は?
- 学生時代にやっておけばよかったこと5選
修士で大学を卒業後、大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。
匿名質問サービスpeingにて以下の質問を頂いたので記事にします。
やっていて良かったのはやはり研究ですね。
修士でファーストオーサーを複数投稿できたのは僕の誇りですし、そのおかげで研究のモチベーションも保てています。一方、やっておけば良か・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/rwaMJNAVmB— くりぷとバイオ@研究職 (@cryptobiotech) December 16, 2018
科学系の質問ではありませんが、くりぷとバイオさんが学生時代にやっていてよかったなと思うこと、やっておけばよかったなと思うことはありますか?恋愛、勉強、貯金、友人関係など
学生時代にやっておけばよかったこと…ありまくりですね泣
学生の頃には気づかなかったけど、企業研究者になってから「何でこれやっておかなかったの?」ってやつが。
というわけで当記事では、学生時代にはその重要性に気付いていなかったけど超重要だったことを赤裸々に語ります。
当記事を読んでもらえれば企業研究者になるまでに習慣化しておきたいことが理解できます。
数分で読み終わりますので、是非ともどうぞ!
目次
世間一般から見た「学生時代にやっておけば良かったこと」は?
僕の後悔を赤裸々に語る前に、そもそも世間的に見た「学生時代にやっておけばよかったこと」は何でしょうか?
これについては株式会社マイナビから興味深いアンケート結果が出ていたので紹介しますね。
■学生時代本気でやっておけばよかったと思うことはどれですか?
第1位 勉強 135人(30.1%)
第2位 資格取得 73人(16.3%)
第3位 恋愛 60人(13.4%)
第4位 遊び 34人(7.6%)
第4位 旅行 34人(7.6%)
また、「恋愛」がランクインしているというのも興味深い結果です。
社会人になると大体「入社して2~3年でサッと結婚する人」「30前後で結婚する人」「40前後で結婚する人 or 結婚しない人」の3つに分かれるんですよね。
2~3年でサッと結婚する人は大学時代からお付き合いしている方がいるのが一般的。
が、30前後で結婚する人は合コンや出会い系アプリで知り合った方と結婚している印象ですね。
遊びと旅行がランクインするのは、もはや自明すぎてコメントする気が起きないです笑
社会人には癒しが必要…。
世間的には上記が一般的とのことでしたが、次項では僕の場合どうだったかを詳細に説明しますね!
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学生時代にやっておけばよかったこと5つ
僕が学生時代にやっておけばよかったこととして日々後悔しているのは以下の通りです。
- 語学勉強
- 投資
- 副業(ブログ、YouTubeなど)
- 海外旅行
- 起業経験
順々に説明しますね。
語学勉強
語学はもっとやっておけば良かったと猛反省しています。
今は日々の業務をこなすことに加え、業務後に語学勉強にも時間を割いています。
元々語学力が高い人は語学勉強に時間を割く必要があまりないですよね。
だからこそ僕が語学勉強している間に、彼ら/彼女らは別の自己研鑽に時間を割くことができる。
これは悔しいですがどうしようもならない点なので、淡々と語学勉強は続けていくしかありませんね。
というあなた、僕と同じく会社に入ってからめちゃくちゃ後悔することになりますよ…。
学生の頃に語学勉強するクセをつけておくと社会人になっても継続できるので、今すぐにでも始めましょう!
特に今はレアジョブ英会話とかネイティブキャンプ
正直なところ、英語できない若手研究者って価値ないです。
絶対に時間が余っている学生時代に、英語学習の習慣化をしておくべき。
学生時代に語学力をビジネスコミュニケーションできるレベルまで上げておくと、社会人になって無双できますよ。
ちなみに手軽に英会話するならレアジョブ英会話かネイティブキャンプ
どちらも無料体験レッスン付きなので、それをやってから決めることもできるのでおすすめ。
投資
投資は社会人になってから始めて少しずつ勉強していますが、もっと早く基礎的知識を身に付けておけばよかったなーと後悔しています。
今では仮想通貨にドップリハマっている僕ですが、もし入社してすぐに仮想通貨を始めていたらあのバブルである程度の利益を出していたはず。
そして「投資」をしておいた方が良いと思う理由はもう一点。
自分が本業に没頭している間に、お金が勝手にお金を稼いできてくれるシステムをつくっておくべきだからです。
研究職を志している学生さんはある程度わかっていると思いますが、研究って1つの成果を出すのにめちゃくちゃ時間がかかります。
いくら企業人とはいえ、研究者を志すのであれば朝から深夜までラボで実験している同世代の研究者と戦っていかなければならないわけです。
もし朝から晩まで論文読んだり実験している間にお金が勝手に増えていってくれたら安心だと思いませんか?笑
もちろんリスクはありますが、僕はその方が安心だと思って投資を始めました。
企業収入以外の収益柱を作っておくと、もし企業が倒産しても安心なので投資はぜひ学生のうちに勉強しておきましょう。
でも投資ってどんなことから始めたらいいの?って思っている方は、とりあえず下記の書籍群を読むことから始めるべし。
実際に購入して読んでみて、目から鱗が落ちまくった書籍。
読んで得することはあっても損することはないです。
副業(ブログ、YouTubeなど)
今まさに僕がやっていますが、副業の基盤は学生時代に作っておけばよかったなと後悔してます。
副業はよほどの天才・秀才でない限り、開始1年は無収益を覚悟する必要があります。
僕も収益化ができるようになってきたのは、ブログ開始1年を突破したあたりかと。
大学時代に月5~10万円くらいの収益柱をつくっておくと就職した後でもめちゃくちゃ精神的に安心できます。
それだけの収益をPC1つで創れるなら、ぶっちゃけ日本よりも物価が安い東南アジアとかに移住してもいいわけですし。
だから学生のうちに将来の収益柱になり得ることを始めておくべき!
始めるものはブログでもYoutubeでもTiktokでもTwitterでも何でもOK!
大事なのはアルバイトなど「労働力を犠牲に捧げて資産形成する」収益システムではなく、放っておいてもある程度の収益を生んでくれる「ストック型資産」をつくること。
自分1人の力でお金を稼げるという事実に学生の段階で気づいておけば、会社に依存しない生き方もできると思うので超おすすめです。
海外旅行
これにはお金が必要ですが、アルバイトでお金貯めて世界各地を自分の目で見て回る経験をした方が良いです。
僕も海外旅行はけっこう行った側の人間だと自負していますが、それでもまだ足りなかった…。
海外に行く最大のメリットは「日本って海外から見たら異常な国だな」と肌で感じられること。
そして「日本以外にも生活していけそうじゃん」と体験することです。
ただしこれを体験するためには、「ツアー」で旅行しないこと。
飛行機と宿泊場所、都市間移動の新幹線くらいを確保しておいて後は全部自分で行きたいところを決める!
これはやってみるとわかりますが、もうツアー旅行には戻れません。
社会人だと1~2週間海外旅行という選択肢は抹消されるに等しいので、学生時代で一生分の海外旅行をしておく心意気が必要ですね。
なお旅行は予算をいかに安く組んで現地で豪遊するかが肝なので、最安値を検索できる格安航空券エアトリがおすすめ。
起業経験
起業経験は学生の頃にしておけばよかったなーと後悔しています。
起業って凄い!ってイメージがあると思いますが、個人事業主になっておくくらいならけっこう簡単にできてしまうんですよね。
就活時に「起業経験あり」というアピールポイントはかなり差別化できる強みになりますし。
企業に入ってからだと「個人事業主になります!」なんて職場の人に言ったら、今の日本企業(特に大手)では白い目で見られます。
下記のような不利益が生じるかもしれません。
- あいつは副業をやっているから仕事をやる気がない、というレッテル貼り
- 「仕事が終わっていないのに帰って副業やるの?」という勝手な決めつけ
- 「あいつは副業やっててやる気ないから出世は無し」という理不尽な人事
我々のようなミレニアル世代(一般的に1981〜1996年の間に生まれた人)であれば、起業に対して非常に寛容だと思います。
が、企業の管理職(40~50代?)の方々は「起業」という概念を持っていない場合が多いでしょう。
「1つの企業で終身雇用」という時代で生きてきた世代に「これからは起業(≒副業)の時代です!」と訴えても「はあ?」って思われます。
起業経験は可能であるなら1回で良いので学生時代にしておくべきですね。
たとえそれが失敗しても学生のうちならほぼダメージゼロですし、失敗から学べることは非常に多いでしょう。
特に今は大学生が起業を学ぶビジネススクールとかもあったりするので、起業について学ぶのはもはや普通かと。
自分は周りより秀でたものがない…と思っている人こそ、こういった新たなチャレンジをしていくべきですね。
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学生時代にやっておけばよかったことは企業に入ってから悟るけど、今からでも対策は打てる
というわけで僕が学生時代にやっておけばよかったと後悔していることは以上になります。
おそらく当記事を読んだあなたも、僕が挙げた5つのうちどれかは心当たりがあるのではと推察します。
正直、やれることがあるなら学生のうちに全力でやっておいた方が良いですよ。
企業に入るとやりたくてもできないことが山ほど出てきて、切り捨てないといけないこともたくさんあるので。
当記事を読んだあなたは、僕のような後悔をしないで済む可能性をいま手にしています。
語学勉強、投資、副業準備、海外旅行、起業経験。
ぜひ学生時代のうちに取り組んでおいてほしいことですね。
こういったことをどんどん周りよりも先んじて始めて、追いつけないくらいの圧倒的な差をつけましょう!
というわけで当記事は以上です。
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ではではっ
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