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■就活の面接って録音していいの?
■面接を録音すると何が良いの?
■録音のデメリットってあるの?
こんな疑問が解決できる記事を用意しました。
この記事で解説する『就活の面接を録音するメリット・デメリット』を読めば、面接を録音しても良いの…?という不安は無くなります。
なぜなら当記事では、就活で面接を録音し、それを徹底的に復習することで面接対策を積んだ自分が『面接録音の良さ』を解説するからです。
記事前半では『そもそも録音って良いんだっけ?』について、後半では『面接録音のメリット・デメリット』を説明しますね。
この記事を読めばあなたの面接対応力がアップし、面接担当者から一目置かれる受け答えができるようになりますよ。
目次
就活の面接で録音するのは法的にも問題なし! ただし…
『就活で面接を録音して次に活かしたいんだけど、録音って良いのかな…』
と悩む就活生は多いと推察しますが『就活の面接で録音することは全く問題ない』のでご安心を。
その理由は別記事が詳しいのでそちらを参考にしてもらえればと思いますが、重要な点だけ抜粋します。
就活中に企業の担当者とのやり取りや面接の様子を無断録音しても、それ自体は法的に問題のない行為です。
また、後で述べるように、無断録音した音声を証拠として、交渉や訴訟などでハラスメントを立証することも法的に問題ありません。
録音するだけならOKなのですが『SNSなど不特定多数に公開してしまったらアウト』の可能性が出てきます。
先ほどの記事にはこう書かれていますね。
公開した録音内容が話す人や企業の社会的評価を低下させる場合には、名誉棄損が成立する余地がありますし、社会的評価を低下させない場合でも、プライバシーの侵害に当たる余地があり、不法行為が成立する可能性があります。
つまり『録音した内容は自分だけで聞く』のが正解。
仮に圧迫面接だったとしても、イライラの感情に任せてSNS上に公開するのは基本的にNG。
そこはグッとこらえて、どうしても収まらないならその企業の製品を今後購入しなければ良いだけですね…!
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就活で面接内容を録音するメリット3選
録音自体が『法的に問題ない』とわかったところで、『面接録音のメリット』を3点解説しますね。
順々に説明していきますね。
面接内容を正確に振り返ることができる
面接の内容を録音しておくことで、あとでしっかりと反省することができます。
面接は自分が思っている以上に緊張していることが多く、後で振り返ると『顔を覆いたくなるくらいひどい面接だった』と気づくことがあります。
『面接直後に振り返れば詳細に思い出せるよね』という意見もわかりますが、『えーと』を何回言ったとか細かいところまではわからないんですよね…。
あと聞かれた質問を“全て”覚えていられる人は少ないので『振り返りの質を高めるためにも録音は良い選択肢』だと思います。
次回以降の面接で想定質問のストックを増やせる
面接の内容を録音しておくことで『次回以降の想定質問ストックを増やすこと』が可能。
僕は本命企業の選考前にいくつかの企業で面接を経験しており、その内容を都度振り返っていました。
そのおかげで、本命企業の面接で『あ、この前聞いた質問と同じだな』と思うことが何度かありました。
確かにそのご意見もわかります。
実際、10個聞かれる質問を全て『これ聞いたことがある!』という状態にするのは困難でしょう。
しかし『10個聞かれた質問のうち5~6個は想定質問だった!』という状況にするのは十分可能で、それだけでも相当な安心感がありますよ。
『面接は「最初から始める」でなく「強くてニューゲーム」ができるレベル上げ方式』です。
録音の振り返りで想定質問ストックをたくさん用意してからボス(本命企業)に挑むようにしましょうね。
就活のグループ面接で出会った優秀なライバルの考え方を真似できる
就活の1次面接は『グループディスカッション』の場合が多いですが、ここでも録音は絶大な威力を発揮します。
グループディスカッションをすると必ず『この人は視野が広くて理論的で、話の進め方が上手い!』という人に出会います。
話をただ聞いているだけなら『凄いやつがいたなあ…』で終わってしまうのですが、その内容を録音しておけば話は別。
『凄いやつはなぜ凄いのか?を録音から学ぶことが可能』です。
- 自分の意見をしっかり言っているのか?
- タイムマネージメント能力が高いのか?
- 相手の意見を褒めているのか?
- 周りの意見を統合する力に長けているのか?
グループディスカッションで自分よりも凄い人に出会ったら『あいつには勝てない…あの企業は多分落ちたな』と思ってしまいがち。
ただ、実力差にショックを受けて落ち込んでいるのはもったいない!
『同世代の実力者から良いところを奪うチャンス』だとポジティブに捉えましょう。
実力者の良いところを奪えば、面接だけでなく自分自身の総合レベルもグッと上がります。
就活を通して実力を上げたいと思う就活生は『録音』を是非活用しましょうね。
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就活で面接内容を録音するデメリット3選
本項では『就活で面接を録音するデメリット』に関して3点解説しますね。
1つずつ説明していきます。
面接を録音しているのがバレたら印象が悪くなる
就活で面接を録音するなら、相手にバレてしまわないように注意しましょうね。
『印象が悪くなる可能性が高いから』です。
自分が話している内容を“無断で”録音されていることがわかったら、誰だって良い気分にはならないですよね。
あなたが『面接内容の反省のため』と思って録音したとしても、相手側は『SNSとかで拡散するんじゃないだろうな…』と思うかもしれません。
相手側に警戒されてしまったら最後、もうお互い本音で話し合うことはできなくなります。
録音自体は正当な行為ですが『相手がどう受け取るかは個々人による』ので、リスクがあることはしっかり理解しておきましょう!
SNS上などでみだりに面接内容を拡散したら人生が終わる
どんなに圧迫面接だったとしても、怒りに任せて面接内容をSNSなどで公開したら犯罪になる可能性があります。
公開した録音内容が話す人や企業の社会的評価を低下させる場合には、名誉棄損が成立する余地がありますし、社会的評価を低下させない場合でも、プライバシーの侵害に当たる余地があり、不法行為が成立する可能性があります。
仕返しをしたくなる気持ちもわかりますが、本当に仕返しをしたいならその録音内容を片手に弁護士と相談すべきですね。
『SNSに公開する行為』は、いくら相手が悪かろうとプライバシー侵害や名誉棄損になる可能性があるので控えたほうが無難。
あなたの目的は『第一希望の企業に入ること』であり、『ひどい面接をした企業に正義の鉄槌を下すこと』ではないはず。
『面接内容の録音データは、あくまで個人で使用するに留める』のが大事です。
どうしても友人と共有したい場合、企業が特定できないようにデータの匿名化(例:録音内容で重要な箇所だけを文章化)してから共有するようにしましょうね。
『面接を録音している』という心理が思考を鈍らせる可能性あり
録音しているという事実は、時として自分自身にマイナスとして働きます。
なぜかというと『バレないよな…?』みたいな不安が常に面接中に付きまとってくるからです。
- 内ポケットに手を入れたら録音を怪しまれるのでは?
- 操作を誤って録音が“再生”になって音が漏れたら?
みたいなモヤモヤした不安を誘発するのはデメリットですね。
『本命企業が最初の面接!』という就活生は、『面接の緊張』と『録音バレを懸念した緊張』がダブルでのしかかってくるので、控えたほうが無難でしょう。
就活の面接以外で受け答えの質を高めるには?
『就活の面接で録音が有効なのはわかったけど、リスクを考えると録音は控えたい…』
『でも面接の受け答えの質は高めたいので、他に良い方法は無いの?』
という方は『模擬面接』が非常におすすめだと思っていて、以下の2つをおすすめします。
- 研究室内メンバーに依頼
- OB/OG訪問で企業人に依頼
研究室内メンバーに『模擬面接』をしてもらうのは手軽にできるので、まずはここで模擬面接を録音して振り返るのがGOOD。
ただ研究室内メンバーだと『企業視点から見た質問』はどうしても得られないので、その場合はOB/OG訪問を活用しましょう!
なおOB/OG訪問をするなら『ビズリーチ・キャンパス』と『Matcher』は登録しておくべきで、これらを使えばOB/OG訪問を簡単にセッティングできます。
僕もOB/OGに模擬面接をしてもらって本番を乗り切れたので、絶対に第一志望を諦めたくないという方は是非活用してみてくださいね。
\登録は1分程度で完了!/
就活の面接での録音はメリット>>>デメリット
上記で紹介した『就活の面接を録音するメリット・デメリット』を理解すれば、面接で録音を活用する際の“不安”はなくなります。
最後にもう一度だけ復習しましょう!
就活で面接を録音するのは良いの?
- 録音をすること自体は問題ない
- しかしSNSなどで拡散するのはNG
- 録音データを活用するなら個人での使用に留める
就活の面接を録音するメリット
- 就活の面接内容を正確に振り返ることができる
- 次回以降の面接で想定質問のストックを増やせる
- 就活のグループ面接で出会った優秀なライバルの考え方を真似できる
就活の面接を録音するデメリット
- 録音がバレたら印象が悪くなる
- SNS上などで拡散したら罪に問われる可能性
- 『面接を録音している』という心理が思考を鈍らせる可能性あり
実際に面接を録音したことがないと『録音を実際にするのは難しい』と思ってしまうかもしれません。
しかし録音は一度試してもらえれば『こんな簡単にできるのか』と思ってもらえること間違いなしです。
そして録音のデメリットを加味しても『録音することで得られるメリットの方が断然上』だと僕は考えます。
就活は自分の人生に影響を与える大事なイベントです。
自分の人生を理想通りに動かすためには、多少のリスクを負って、より成功へと近づくためのアプローチをするべき。
『ビズリーチ・キャンパス』と『Matcher』などの就活ツールもうまく駆使して、面接での受け答えの質を高めていってくださいね。
というわけで当記事は以上です!
なお『研究職の実態(リアル)』に興味がある方は、研究職に就きたい方はぜひ以下の2記事にも目を通してくださいね!
■修士卒の自分がなぜ多分野の業界の研究職に内定をもらえたかのか?
■研究職は実際どんな感じなのか?
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