Nebula Genomics | DNA情報と暗号資産が交換できる時代へ

自分の遺伝子情報を仮想通貨(暗号資産)と交換できるNebula Genomicsに関して特徴・将来性・開発状況などをまとめました。

Nebula Genomicsはどんな仮想通貨なのか、プロダクト(製品)や口コミ・評判に関しても記事にしておりますので是非ご一読ください。

 

Nebula Genomicsとは?

Nebula genomicsはハーバード大学の遺伝学者George Church教授Veritas Genetics社のCEOミルザ・シフリック氏が提携して設立された企業です。

George Church教授と言えば、ノーベル賞確実の技術”CRISPR-Cas9″を使用して「大腸菌などの微生物の遺伝子内に動画データを保存するシステム(バイオメモリー)」の構築を目指す先生ですね。

バイオメモリーって何ぞや?という方、ご興味があれば以下の原著論文をご覧ください。

CRISPR–Cas encoding of a digital movie into the genomes of a population of living bacteriaNature volume 547, pages 345–349 (20 July 2017)

 

コロぽち
コロぽち
天才中の天才だぞ、このお方は…
バイオさん
バイオさん
CRISPRを研究している人なら、一度はこの方が著者になっている論文を読んだことがあるのでは。

 

Veritas Genetics社は究極の個人情報である「遺伝子情報」を低コスト(1000ドル以下)で全解析するサービスを提供する企業です。

MIT technology reviewの「DNA分析の最先端企業5選」に選ばれているほど注目されている企業で、Nebula genomics社を通じてブロックチェーン上で遺伝子情報を共有・売買できる世界の構築を目指しています。

MITテクノロジーレビューが注目するDNA分析の最先端企業5選

引用元:http://ascii.jp/elem/000/001/575/1575189/

 

Nebula genomicsの基本情報

通貨名不明(Nebula?)
公開日2018年1月(Twitter開設月)
再発行枚数不明
通貨システムERC20
ホワイトペーパーNebula_Genomics_whitepaper
Twitterhttps://twitter.com/nebulagenomics
Mediumhttps://medium.com/@NebulaGenomics
Telegramhttps://t.me/nebula_genomics
公式サイトhttps://www.nebula.org/

 

Nebula genomicsの特徴

低コストでの全遺伝子解析サービス

遺伝子解析サービス

Nebula Genomics社では、なんと99ドルでヒト全遺伝子(ゲノム)解析サービスを提供しています。

しかも検体の採取方法も「唾液」という簡便さで、血液を採取したり皮膚を一部取ったりなどの侵襲性がありません。

侵襲

医学で、生体の内部環境の恒常性を乱す可能性がある刺激全般をいう。投薬・注射・手術などの医療行為や、外傷・骨折・感染症などが含まれる。

引用元:コトバンク

1,000ドルでの全ゲノム解析サービスを提供しているVeritas Genomics社ですら相当革命的だったのに、その1/10以下にコストを抑えてくるのは脱帽…。

現在はアメリカのみでサービスを享受できるようですが、2019年Q2からアメリカ以外でもサービス展開する予定なので非常に楽しみですね!

Low-pass Whole Genome Sequencing (0.4x coverage) by Nebula Genomics

ブロックチェーンを活用した遺伝子情報売買システム

ブロックチェーン技術を活用した遺伝子売買システム

Nebula Genomics社が提供するブロックチェーン技術で特筆すべきは、全ゲノム解析で得た情報を研究所や企業などに売買することができる点です。

個人の遺伝子情報を解析する企業の従来型ビジネスモデル

今まで製薬会社や国立研究所などの研究機関が一般人の遺伝子情報を得るためには、主に以下の方法を用いていました。

  1. 公知データベースの遺伝子解析データを参照にする
  2. 遺伝子解析サービスを提供する企業から購入する

しかし、①だと簡単に情報が手に入りますがデータ量はそこまで多くなく、データが欲しいと思ったターゲット層の特定情報(人種、年齢、性別、体形など)量が不足することがしばしばありました。

②では購入に仲介企業を挟むということでどうしても仲介手数料がかかるため、直接一般人から遺伝子情報を購入することと比べるとどうしても割高になっていました。

 

コロぽち
コロぽち
そもそも一般人から遺伝子情報を直接購入できるシステムは無かったんだけどなー

 

また研究機関側だけでなく、我々一般人も遺伝子解析を依頼して疾患の罹患リスクなどを把握することはできますが、その把握に使用した遺伝子データを活用できる方法はありませんでした

Nebula genomicsが実現しようとする新たなビジネスモデル

Nebula genomicsは従来のビジネスモデルの課題を解決するため、上図のような新たなビジネスモデルを提唱しています。

Nebula genomicsは、我々のような一般人からNebulaトークンを受け取ることで依頼主の全遺伝子配列を解析し、そのデータを依頼主に返します。

データを受け取った依頼主はそのデータをどのように扱っても良く、例えば製薬企業などにその遺伝子データを売ってNebulaトークンを得ることができます。

我々一般人からしてみても遺伝子データを売れるというのは嬉しいですし、遺伝子情報を活用したいと考えている企業からしても仲介企業を挟まずに遺伝子データを安く購入できるようになるので、まさにWIN-WIN。

我々がデータを提供する際には匿名でデータを提供すれば個人情報も公にならずに済みますし、遺伝子データを購入したいと考える企業は一社ではないため、何度でもデータを売ることができるはずです。

 

コロぽち
コロぽち
自分自身で遺伝子情報を管理できるというのもブロックチェーン技術ならではだな。
バイオさん
バイオさん
自分のスマートフォンに遺伝子データを入れておくことができるし、企業のハッキングで自身の遺伝子データが漏えいすることもないから安心だね。

 

また、我々が提供する遺伝子データの値段は特に定められているわけではないので、自分自身で決められるようになるでしょう。(企業側が1データあたり○○円、と決める可能性はありますが)

例えば珍しい血液型を持っていたり、エボラウイルスのような致死的病気から生還した人などの遺伝子データはより高値で購入されるようになるでしょうね。

ブロックチェーン上でやり取りすれば遺伝子データの改ざんなどもできなくなりますし、我々も企業も安心してやり取りできます。

 

Nebula genomicsの購入方法・取扱取引所

Nebula genomicsトークンを購入する場面

残念ながら、まだNebula Genomicsのトークンを購入する方法はありません。(2018年12月現在)

もしあなたがこの銘柄に興味を持ったなら国内取引所でビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)を購入しておきましょう。

 

バイオさん
バイオさん
国内取引所なら僕がいつも使用している「フィスコ」をお勧めします。
  • JASDAQ上場会社が運営する取引所
  • 便利なチャート機能と高セキュリティ
  • 取引手数料が0.1%
  • Zaifの事業を新しく承継した企業

フィスコ公式サイト

 

ICOの実施もまだ未定とのことですが、ICOを実施したら私は全力で購入しに行きたいと思っています!

Nebula genomicsに遺伝子配列の解析をお願いするのが早ければ早いほど、企業に遺伝子データを売れる機会は多くなるので。

あと企業研究者としても今後はゲノム社会が到来することが確実と考えているので、技術の最先端に触れておくという意味でも興味深々ですね。

 

Nebula genomicsの評判・口コミ

まだトークンが上場しておりませんが、SNSにはチラホラNebula Genomicsに関する情報が。

いくつかの口コミ・感想・評判を掲載いたしますので、参考になれば幸いです。

 

Nebula genomicsの将来性・期待度

プロダクトの将来性★★★★★(5/5)
注目度・認知度の高さ★★★☆☆ (3/5)
値上がり期待度★★★★☆ (4/5)
開発陣のマトモさ★★★★☆ (4/5)
競合相手の少なさ★★★☆☆(3/5)
総合評価 ★★★★★(5/5)

人々のゲノムを用いたビジネスは今後間違いなく我々の生活に根付くため、プロダクトの将来性は抜群です。

  • ゲノムビジネスって本当に流行るの?
  • どんなビジネスモデルが考えられるの?
  • 究極の個人情報がそんなに簡単に扱えるようになっていいの?

などなど、色々な疑問が生じるかもしれませんが、企業で実際に研究者をしている立場&バイオ系研究をしている僕が流行ると確信するほどなので、一般人の方々よりは信憑性があるかと思います。

とはいえまだまだトークン発行や上場もなされていないため、そこまで注目されていないかもしれません。

しかし開発陣にゲノム編集技術の世界的権威がいるという点から見ても、かなり有望なプロジェクトであると考えています。

 

バイオさん
バイオさん
元々僕はこのプロジェクトに感銘を受けて仮想通貨業界に参戦したので、ぶっちゃけ期待度は大です。

 

しかしながらDNA解析技術とブロックチェーン技術を組み合わせた仮想通貨はNebula Genomicsだけでなく、以下のような競合も存在します。

本当はこういったライバルともデータの共有ができれば良いのですが、測定方法も解析方法も違うだろうし、測定のクオリティも企業差があるはず。

統一された測定方法を採用するのは企業の特性上、非常に厳しい。

我々一般人からしてみたら統一プラットフォームの方が便利なのは言うまでもありません。
しかしそのプラットフォームを構築した企業が巨万の富を得られるので、どの企業も独自技術開発に必死です。

 

上記の中で今のところ有望なのは、開発がしっかり進んでいる&投資を受けている&プロダクトを出しているという意味で「Nebula Genomics」と「LunaDNA」ですかね。

特にLunaDNAはDNA解析企業としては世界でもトップクラスであるIlluminaから支援を受けているので強敵です。

 

どのサービスが我々の生活に根付くかどうか、非常に楽しみですね。

僕はNebula Genomicsを全力応援するスタンスは崩さずに行きたいと思っています。

 

コロぽち
コロぽち
とはいえ開発がストップしたら応援しなくなるんだろ?
バイオさん
バイオさん
投資の世界だからそこは冷静に判断するに決まっているだろう…!(白目)

 

というわけで今回は以上となります。

本記事が参考になったら、ぜひ「バイオ系科学者が「これは伸びる!」と期待して調査した仮想通貨銘柄まとめ」もご覧ください。

バイオ系科学者で仮想通貨にドップリ浸かっている人は日本国内でも非常に少ないので、普段あなたが目にしない掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。

下記のリンクより是非ともどうぞ!

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くりぷとバイオ
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研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。