今回はリップル(XRP)とイーサリアム(ETH)、ERC20トークンなどを保管できるハードウォレット「Ledger Nano S」が日本の正式代理店「株式会社Earthship」からようやく届いたので、その使い方やセットアップに関してまとめさせていただきます(/・ω・)/
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「Ledger Nano S」とは?
Ledger Nano Sとは、仮想通貨をオフラインで管理するためのハードウォレットの一つです。
過去のマウントゴックス事件を始め、最近ではコインチェック事件も起こり、取引所で自分の仮想通貨を保管することのリスクが皆さんにも充分伝わったかと思います。
ハードウォレットで自分の仮想通貨を管理すれば、仮に取引所が潰れてしまったとしても問題ないので、自らの仮想通貨を守るためにハードウォレットへの移行がおすすめです(=゚ω゚)ノ
自分のLedger Nano Sも2月初旬ぐらいに頼んでいたんですけども、なんだかんだ来るのが遅れて結局届いたのは1ヵ月後の3月初旬くらい?(そこから忙しくて1か月放置プレイ…ごめんよ…)
余談ですが、最近では分散型取引所(DEX:デックス)という「取引所を介さずハードウォレットーハードウォレット間で仮想通貨のやりとりができるシステム(Radar Relayなど)」が登場しており、今後さらにハードウォレットの重要性が増していくと僕は考えております。
購入品に含まれているものは?
開封するとLedger Nano S本体、リカバリーシードを記入するための紙、USBケーブル、ストラップが入っています。
リカバリーシードの紙を開けると3枚の「MY RECOVERY PHRASE」が入っています。amazonなどで購入した場合、すでにこの紙にリカバリーフレーズが記載された状態で届くことがあるそうです。100%細工されているものなので絶対に使用しないようにしましょう。
初期設定方法は?
- Ledger Nano S本体を付属のUSBケーブルにつないでPCと接続すると、上図のような画面がLedger Nano S本体に表示されます。
- 矢印の部分に2つボタンがありますので、同時押しします。
- すると以下のような画面が表示されます。
With Ledger Nano S, side buttons are used to interact and control the user interface. Use left/right buttons to change values and navigate through multiple-choice lists. Press both buttons when you wish to confirm/continue or open an application. To begin configuration, press both buttons.
Ledger Nano Sでは、サイドボタンを使用してユーザーインターフェイスを操作したりします。 左/右ボタンを使用して値を変更し、複数の選択リストをナビゲートします。 アプリケーションを確認/継続するか開こうとする場合は、両方のボタンを押します。 構成を開始するためにまず両方のボタンを押してください。
つまり、以下のように要約されます。
選択肢を選んだり、数字を変更したりする場合は「左/右ボタン」
決定・進むは両側ボタン同時押し
「Configure as new device?」と表示されるので右側のボタンを押す。
「Choose a PIN code」と表示されるので両側ボタンを同時押しする。
左/右ボタンを押しながら好きな数字を入力する。
1つ目の数字が決まったら両側ボタン同時押し、2つ目の数字が決まったら~(以下略)
4ケタ以上入力して両側ボタン同時押しすると次に進みますが、8ケタしっかり入力した方がセキュリティが高まるので8ケタ入力してくださいね。
8ケタ入力し終えたら両側ボタンを押します。
「Confirm your PIN code」と表示されるので両側ボタンを同時押しする。
先ほどのPINコード入力画面が再度表示されるので、もう一度同じコードを入力します。
その後「Write down your recovery phrase」と表示されるので両側ボタンを同時押しする。
同時押ししたら英単語が1個ずつ表示されるので、1個ずつ「MY RECOVERY PHRASE」の紙にスペルミスが無いように記入していきます。
ここで英単語を記入しなかったり、スペルミスがあると、Ledger Nano S本体を紛失した場合二度と資産は帰ってこないので気を付けましょう。
24個の英単語を全て表示させたら「Confirm your recovery phrase」と表示されるので両側ボタンを同時押しする。
「Select word #X」と表示されるので、X番目にメモした英単語を左/右ボタンを押して選ぶ。
この画面では「3番目にメモした英単語」を入力しろということを意味しています。
何回か入力を繰り返すと以下の画面が表示されます。
これで初期設定は完了です。両側ボタンを同時押ししたらウォレットメニューに移動します。
ウォレットメニューのFido U2F(二段階認証)に関しては以下のサイトをご参照ください。
FIDO U2F について
アップデート方法(例:1.4.1)
3月6日のファームウェアアップデート(Ver 1.4.1)移行で、この初期設定時における英単語フレーズが「2語」から「24語」に変更されたようです。
まだ1.4.1にアップデートされていない方はこの機会にぜひアップデートしましょう。
ちなみに今回のアップデートはリカバリフレーズ24語の入力が必須となります。
それではまずLedger社のファームウェアアップデートページに飛びましょう。
PC / MACでLedger Managerを起動し、Ledger Nano Sをコンピュータに接続します。(インストールしていない方はここでインストールしてしまいましょう)
あらかじめ設定したPINコードをLedger Nano S本体の画面に入力して両側ボタン同時押し。
「MY DEVICE」という画面に移動すると、画面下に「New Firmware available」とあるのでそれをクリック。
画面右上の「INSTALL」をクリック。
この画面が表示されたらLedger Nano S本体側に「Allow Ledger mangager?」と出ているので、右側ボタンを押す。
ここでインストールが失敗してしまった場合、「continue」を推してもう一度トライ。(自分ももう一度やったらできました)
その後、再度PINコードを入力する。
すると「MCU firmware is outdated」という画面が表示されます。
左側ボタンを押しながらUSBケーブルを抜いて再接続するとデバイスの画面に「Bootloader」が表示されます。
あとは自動でアップデートが始まるので待ちましょう。
ちなみに、アップデートがうまくいかなかった方は、Ledger Nano Sファームウェア1.4.1のアップデートができない時のトラブルシューティングをご覧ください。
僕もここでつまづいたのですが、USBドライバでのエラーをトラブルシューティングで修正したら無事にアップデートが始まりました(=゚ω゚)ノ
アップデートが完了したら上図画面が表示されます。
お疲れ様でした(/・ω・)/
Ledger Nano Sの対応通貨
2018年4月8日現在、24種類のようです。
Cryptocurrencies
List of cryptocurrencies supported by Ledger device
どこから購入できるの?
Ledger社の日本の正式代理店「株式会社Earthship」であれば信頼できると思います。
僕もそこから購入しましたので。
Amazonなどでも購入可能のようですが、細工されたものが出回っているという話もチラホラ耳にするのでLedger社から直接買うか、株式会社Earthship(以下リンク先)からの購入をお勧めします。
追記
追記はまだありません。
興味深い情報が出てきたら随時更新していきます。
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<Peing>
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