OB訪問(OG訪問)に興味があるけどいつから始めればいいの?
むしろ避けるべき時期とかあれば知りたい。
あとOB訪問を早く始めるメリットとかあれば教えてください。
当記事では上記の疑問にお答えいたします。
本記事の内容
修士課程で大学を卒業後に、大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。
幸いにも就活では製薬・食品など様々な企業から研究職・研究開発職の内定をいただくことができました。
当記事ではあなたが気になっている「OB訪問を始める時期」を、当時の就活経験&企業人の視点から解説しますね。
結論から先に言うと「早く始めるとOB訪問で得られるものを最大化できる」ということです。
周りのライバルよりも優位な差をつけたいと思っている人は、ぜひ当記事をご覧になってOB訪問のモチベーションを高めてください!
目次
OB訪問の最適な時期は?【企業人視点から避けてほしい時期を解説】
OB訪問の最適な時期は、企業人が「この時期は勘弁してくれ」と思っている時期を除いた期間になります。
僕も企業人ですので「避けてほしい時期」を正直にお伝えすると以下の通り。
- 大型連休前(GW、お盆、年末年始)
- 3月~4月上旬
- 休日全般
順々に説明していきますね。
大型連休前(GW、お盆、年末年始)
大型連休前にOB訪問依頼するのは避けるべき。
なぜなら僕もそうですが「プチ働き収め」をしようと仕事に精を出す人が多いから。
全ての企業人がそうだと断言するつもりはありませんが、僕はこの時期に連絡いただいたOB訪問依頼はお断りするようにしています。
例えば大型連休1~2週間前にはいつもよりも実験をたくさん入れたりするので、帰りが22時を超えたりすることも。
もしOB訪問を狙うのであれば、大型連休明けの方が良いでしょう。
大型連休明けは仕事の立ち上げ作業が多く、いきなりフルスロットルで働き始める人は少ない。
「OB訪問依頼を受けようかな」と思ってくれそうな時期を狙って連絡するのは、OB訪問を確実に行うための基本です!
3月~4月上旬(年度末と新年度)
3月~4月上旬はOB訪問を避けた方が良いです。
なぜなら仕事で年度末の追い込みがあるのと、新年度で業務内容が変わってバタバタしている可能性が高いから。
例えば僕の知り合いの企業人には「3月~4月上旬はOB訪問を受けても一人。それ以降は全部断る」というスタンスの方がいます。
これは僕も共感できる部分で、僕もこの時期はOB訪問を受けても1~2件です。
例えば3月上旬に1~2名からOB訪問依頼を頂いたら、もうそれ以降の依頼は全部断っています。
OB訪問は基本的に企業人側の善意で成り立つものですので、忙しい時期の依頼は応えきれない場合が多いです。
3月~4月上旬は就活が本格的に始まる時期でもありますが、同時に企業人も忙しい時期です。
せっかくOB訪問をしようと思ったのに企業人に断られるという悲劇がないように、早い時期からのOB訪問を心掛けましょう!
休日全般(自分のやりたいことが優先される)
OB訪問を休日に依頼するのはやめましょう。
これは企業人である僕からしても本気でやめてくれと思います笑
企業人は結婚していたり子供がいたりなど、様々なバックグラウンドを持っています。
休日は家族サービスに励む人、自分の趣味に没頭する人、自己研鑚で資格勉強する人。
非常に多様です。
ただ、もちろん中には休日にOB訪問を受けてくれる企業人もいるでしょう。
が、それはたまたまその企業人の都合が良かっただけで、「休日のOB訪問でも受けてくれる」という認識を持つのは危険。
最悪OB訪問依頼メールを無視されるリスクもありますし、「なんだこの非常識な就活生は」とマイナス評価を与える危険性もあり。
休日はあなたも遊んだりしたいと思いますので、休日にOB訪問を依頼するのは控えるのがおすすめ。
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OB訪問を早めるメリットとは?
前項ではOB訪問の最適な時期について解説しました。
しかしOB訪問を早く始めれば始めるほど有利になれるというのは、これから就活がどう変わっても不変だと思います。
OB訪問を早く始めることのメリット
OB訪問を早く始めることのメリットは以下の通りです。
- 会いたいOBに会いやすくなる(アポ取り容易)
- ゆとりをもったOB訪問が可能(他の人にも会いにいける)
- OB・OGのやる気も十分
- 就活で有利になる業界情報をゲットできる
順々に説明していきますね。
会いたいOBに会いやすくなる(アポ取り容易)
これはもう当たり前ですが、早く始めるほど企業人はOB訪問依頼を受けやすくなります。
なぜなら早く始めるほど、別の就活生の依頼予約が入っていない可能性が高まるから。
例えば僕が実際にOB訪問を受けた時の話ですが、20卒の方が11月中旬くらいに連絡してくれたことがありました。
「就活準備の動き出しが早いな!」と感心すると同時に、その時期は全くOB訪問依頼が入っていなかったので即快諾。
企業人が忙しくない時期、かつ周りのライバルよりも早い段階でOB訪問依頼ができるとかなりの確率で快諾してくれますよ。
ゆとりをもったOB訪問が可能(他の人にも会いにいける)
OB訪問を早く始めることによって、同じ企業で複数人に依頼するなど、ゆとりあるOB訪問が可能になります。
OB訪問でどのような企業人と話せるかは会ってみないとわからないので、場合によっては「別の人とも話したいな」となることもあります。
でも就活が本格的に始まってライバルもOB訪問依頼をしていたりすると、そこから他の社員にコンタクトを取るのは困難なケースも。
早く始めていれば企業人の予定がOB訪問で埋まってしまう可能性が低くなります。
OB訪問で様々な企業人の価値観を聞けば就活に対するモチベーションも上がるので、何事も早めに動いておくのが得策です。
OB訪問を早く始めるとOB・OGのやる気も十分
OB訪問を早く行うとOB・OGもやる気があって、質の高い議論がしやすいです。
なぜなら理由は簡単で、OB訪問の回数が増えれば増えるほどOB・OGは飽きてくるから。
就活生のあなたにとっては初めて聞く話・初めて話す話でも、企業人からしたら「またこういう感じの話か…」となる可能性があります。
もしくは「またこの質問か、ウチの良い所とか何回話したんだよ…」と思っているかもしれません。
「OB訪問はもう少し就活が本格化してからでいいや」と、もしあなたが思っているのであればその考えは今すぐに捨てるべき。
その発想でいざ就活が本格化して動き始めても、企業人はすでにOB訪問に満足してしまっているかもしれませんので。
そうなるとOB訪問依頼はそもそも通らないし、せっかく会えても質の高い議論はできません。
就活で第一志望を獲得したいなら、周りのライバルよりも先に動き出すのは鉄則です!
就活で有利になる業界情報をゲットできる
OB訪問を早く始めることで、エントリーシートや面接に活きるリアルな情報を得ることができます。
例えば選考前に志望企業の社員にOB訪問をしておくと、そこから得た情報を元にESを書くことも可能。
一方で、就活生の中には「企業説明会を聞いて、ES通った後にOB訪問しよう」と考える人がいます。
これも戦略としては間違っていませんが、本当に行きたい企業ならESを出す前にOB訪問を実施するのが吉。
行きたい企業のリアルを知らずにESを書く人と、そのリアルを知ってESを書く人。
どちらに軍配が上がるかは言うまでもありません。
就活は情報戦ですので、少しでも有利になる可能性がある情報は積極的に、かつ早めに獲得すべし。
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OB訪問(OG訪問)ほどリアルな情報を得られる就活イベントはない
というわけでOB訪問に最適な時期とOB訪問を早く始めるメリットについて解説しました。
就活が通年採用化することが決まった今、就活がどのように変わっていくのかは正直読めません。
しかし「行きたい企業の情報を多く得る」ことは、どんなに就活システムが変わっても重要なままでしょう。
実際に僕も何社かOB訪問をさせていただき、そこで得た情報をうまく使わせてもらうことで就活が成功したと思っています。
OB訪問(OG訪問)ほど“リアルな”情報を得られる就活イベントはないので、ぜひOB訪問を有効活用して就活を勝ち抜きましょう!
というわけで当記事は以上です。
当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。
ではではっ