くりぷとアナリティクス
理系就活

【面接の事前準備】就活でこれだけはやっておくべきと思うこと5つ【経験談とともに】

就活の面接って事前にどんなことをすればいいの?

就活をうまく乗り切ってきた人たちが意識していた心構えって何?

真似したいので全部教えてほしい。

 

当記事では上記の質問にお答えします。

当記事はやや理系学生寄りの内容です。

 

本記事の内容

  • 面接の事前準備としてこれだけはやってほしいこと
  • 面接の事前準備を「知る」だけでは足りない、実践あるのみ!

 

大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)です。

就活では第一志望だった企業に加えて、多分野(製薬、食品など)の企業から研究開発職の内定をいただきました。

 

当記事の主題でもありますが、面接の事前準備って何すればいいのか不明じゃないですか…?

僕も就活の面接時期には「事前準備って何すればいいんだ…?」とか「そもそもどれくらいやればいいの?」と悩んでおりました。

でも実際に四苦八苦しながら就活を終えて第一志望に内定をいただいた後、振り返ってみた時にいくつか気づきがありました。

 

当記事ではそれらの気づきをまとめましたので、面接に不安がある方はぜひご一読を!

さらっと数分程度で読めるので、ふと息抜きした時にでもご覧いただければ嬉しいです。

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 面接に漠然とした不安がある方
  • 就活を自分の想定通りにうまく進めたい方
  • なんとしても第一志望の内定が欲しい方

 

目次

面接の事前準備としてこれだけはやってほしいこと

面接の事前準備で積み上げられた資料

僕が実際に就活の頃にやっていた「これだけはやっておくべし」と思うことは以下の5つです。

 

  • ESと研究概要を何度も見直す
  • 採用側の質問を予測する
  • 事前準備もとい事前面接
  • OB・OG訪問で雰囲気を知る
  • 「なぜなぜ思考」で自問自答

 

これらは「ああ、多分これがうまくいった要因だな」と感じていることなので、詳しく解説していきますね。

 

面接前にESと研究概要を何度も見直す

就活のために面接の事前準備を徹底的にしている人

面接前に、あなたが書いたESと研究概要を今一度見返しましょう。

なぜなら企業側はあなたのES、研究概要から「どんな質問をしようか?」と考えるから。

学歴や資格、趣味もES内容に含むと仮定してます。

 

例えば僕の知り合いの話で恐縮ですが、こんな人がいました。

 

  • 「面接で聞かれた質問」をネットで調べるだけでESや研究概要を見返していない。
  • 自分のESや研究概要から質問されることに面接後に気付く

 

もちろん質問集を探して、それに基づいた回答を考えるのは大事。(後述します)

しかしただやみくもに質問予測しても頭に残りませんし、暗記ゲームになるからおすすめしません…。

面接官から見た「あなたに質問したいこと」とずれる危険性すらあります。

 

まずは自分自身を見返すのが大事。

自己分析、と言い換えることもできると思います。

 

敵を知る前に己を知らなければ、どんな戦いにも勝つことはできないです!

それができてから質問予測に移行しましょう。

 

採用側の質問を予測するための事前準備を怠るな!

相手の出す手札を予測して勝つところ

自分自身が書いたESや研究概要を見返した次は、質問予測をしましょう!

面接で聞かれる質問って、もうこのご時世、ネット上にほぼ全て出尽くしています。

時事的ネタの質問は除く

 

だからネットで調べて「こういう質問なら自分はこうやって答える」という予測回答を作っておきましょう。

おすすめなやり方は「いくつもの情報媒体を見ながらexcelなどに回答をまとめていく」こと。

 

今はマイナビリクナビにもそういった質問対策情報はあります。

また、僕が就活生の頃に使い尽くした「就活ノート」という就活サイトもあります。

 

バイオさん
バイオさん
全記事見たんじゃないかなっていうくらい見てましたね笑
コロぽち
コロぽち
(絶対に時間を無駄にしてるな、こいつ…)

 

こういったサイトを活用しながら「自分ならこう答える」とexcelにまとめていきます。

そしてそれらを定期的に見直して「本当に自分が伝えられる回答か?」を自問自答します。

 

自問自答しないと「背伸びをした回答」や「本心でない回答」になっているかもしれないので注意。

 

コロぽち
コロぽち
こう答えるとウケが良いだろうみたいな回答は、逆に個性を潰すから注意な。
バイオさん
バイオさん
ネットの情報は参考にするだけ!実際の回答は自分オリジナルが大原則ですよ。

 

自分のことも知り、面接でどんなことを聞かれるある程度イメージできたら、次のステップに進みましょう。

 

 

事前準備もとい事前面接で実力向上

面接の事前準備として様々な人と話しているところ

面接前には自分以外の人に協力してもらって、模擬面接するのが良いですよ。

模擬面接っていうと「コンコン、失礼しますっっ!!ガチャ」みたいな演技のイメージがありますが、そこまでやらなくても良いです笑

そのイメトレは脳内でやればOKです!

 

僕が言いたい模擬面接は、ESや研究概要を知り合いに見てもらって実際に質問してもらうこと。

例えば研究室の先輩、同期など誰でもOKなのですが、あなたが信頼している人にお願いすると良いです。

 

この「ESや研究概要を見てもらって」という部分が鍵でして、それら資料から聞かれる質問は実際に面接で聞かれることもありました。

僕が知り合いに模擬面接をお願いして、実際に面接でも聞かれた質問例は以下の通り。

 

  1. 研究の課題を○○で解決したって書いてあるけど、なんでそのやり方にしたの?
  2. なんでお前は「ボトムアップ式」のテーマ提案が好きなの?
  3. なんで研究室の後輩の面倒を積極的に見ようと思っているの?

 

「おお…こやつ中々鋭い質問をするではないか…」ってなるのでおすすめですよ。

 

あと元々excelにメモしてあった質問が、知り合いから聞かれることもありました。

が、excelにメモしただけで回答がスラスラ出てこないのなんの。

「これexcelにメモったやつだぞ!」って一瞬思考が検索モードになるからこそ、受け答えが止まるというダメなパターン。

 

回答の暗記だけでは意味がないということも悟れますし、じゃあどうやってこれらの回答を記憶に定着させようかと考えるきっかけになります。

 

バイオさん
バイオさん
模擬面接なんてやっても無駄!と思う方は騙されたと思って3回やってみてください。
コロぽち
コロぽち
なんでもっと色々な人に聞かなかったんだ…ってなるぞー。

 

あと採用側の意図を掴むという意味では、下記のような本もおすすめです。

面接のタテマエ質問→ぶっちゃけ質問に翻訳したもので、一冊手元に置いておくのも良いでしょう。

OB・OG訪問で雰囲気を知る(できたら模擬面接も)

行きたい企業のOB・OG達の集団

模擬面接も何度かやると、かなり面接対応力が身に付くはず。

ここまでやればけっこう良い線まで来ていますが、もしさらにこだわりたいという方はOB・OG訪問をするのがおすすめです。

 

僕の同期は、僕と共に模擬面接で対応力を高めた後にOB・OG訪問をしていましたね。

学生同士の模擬面接ではどうしても閃かない質問とかズバズバ来たらしく、本番に向けてかなり参考になったと言っていました。

もちろん彼は内定バブルといっていいほど内定を獲得し、内定獲りまくる人は徹底的に自分を磨くことに抜かりがないなと実感しました。

 

幸いにも今の時代はOB・OG訪問を専門に特化したサービスやアプリなども出ています。

例えばビズリーチ・キャンパスはキャリアセンター通さなくても簡単にOBと会えますし、同じ大学OB・OGを探しやすいです。

あと「Matcher」とかも有名なOB・OG訪問用のサービスアプリなので、こちらも興味があれば登録しておくのが吉。

 

模擬面接をした後は、OB・OG訪問でもう少し本番さながらの面接を受けてみるのがGOOD。

 

「なぜなぜ思考」で自問自答することが面接の質を高める

なぜという疑問をとにかく自分に投げかけているところ

上記の4つをやっていただければ文句なしだと思いますが、最後に1点だけ。

就活は「なぜ?」は最も要求される人生ゲームです。

 

あなたが何をしたか(what)、どのように達成したか(How)も気になりますが、大事なのは間違いなくなぜ(Why)です。

これはTEDトークでも超有名なサイモン・シネック氏の話でも出てきます。

 

めちゃくちゃ参考になる話なのでぜひ聞いてみていただきたいですが、めちゃくちゃ短く要約します。

人々は何をするか、どうやってするかよりも、なぜするか?に惹かれる

超ざっくりなので、本当の内容は実際にご覧になってください笑

 

あなたがどんなに凄いことをしても、すごいアイデアを閃いたとしても、「でもなぜそれをやろうと思ったの?」が語れないとあまり響かない。

「なんとなく」でも良いですが、それではあまりにも再現性がなさすぎるので面接官も「ただのまぐれ?」と思うでしょう。

 

例えばあなたが大学時代に何かの研究で、新聞に取り上げられるほどの成果を出したとします。

その時に「なぜあなたは今回の結果が出せたと思いますか?」と聞かれたら、どう答えますか?

 

  • 世の中の謎を解き明かしたいと思ったから
  • 自分の研究成果で世の中を良くしたいと思ったから
  • どうしても自分自身が有名になりたかったら
  • お世話になった人たちに恩返しをしたかったから

 

などなど、色々な理由が考えられると思います。

結果を出しているのでぶっちゃけ何でもいいのですが、要はあなたがなぜその行動を起こしたのかが知りたいわけです。

 

あなたが製薬企業に行きたい!ってESに書いてたら以下のように聞かれます。

  • なぜ製薬企業を志望するのですか?

 

それに「病気で苦しむ人を救いたいからです!」と答えたら、以下のように聞かれます。

  • なぜ病気の人を救いたいのですか?

 

仮に「知り合いが病気で亡くなった経験があるからです!」と答えたら、以下のように聞かれます。

  • なぜその経験が製薬会社志望にしたのですか?薬じゃなくても病気の方を助ける方法はありますよね?

 

これでもかと「医療機器だと○○がダメで、食品だと▽▽がダメで、化学だと◇◇がダメだからです」と答えたら~(略)

  • なぜそれらは○○でダメ、▽▽でダメ、◇◇でダメなのですか?

 

このようないたちごっこを繰り広げるのが、就活です。

答えがない問いに対して、あなたはどうやって答えを出すか?

採用側が求めているのはその思考プロセスです。

あなたが出した業績はあくまで+αでしかない。

 

だからこそ自分の経験に対して「なぜ?なぜ?」と自問自答してほしい。

それをやらないと「なぜ自分が今この企業を受けに来ているのか?」すら曖昧になります。

 

これを突き詰めるくらいにやると、何を聞かれても自分の軸に基づいた回答がスラスラ出るようになりますよ。

 

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面接の事前準備を「知る」だけでは足りない、実践あるのみ!

面接の事前準備をして実力が伸びていくイメージ

というわけで当記事は以上です。

あくまで僕が実際にやってきたことですので、万人受けする内容ではないかもしれません。

が、僕は少なくとも当記事で書いたことはしっかりやってきましたし、僕よりもはるかに優れる同期はもっとやってました。

なんであいつが内定ばっかり出るんだ?と思われる人ほど、陰でめちゃくちゃやってたりします。

 

面接の事前準備は「知る」だけでは足りなくて、この情報を元にいかに動いてみるかが非常に大事です。

当記事を読んでくださったあなたも、ぜひ真似してみてくださいね!

 

当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。

ではではっ

 

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ABOUT ME
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。