■研究職の面接で人事に好印象を与える逆質問って?
■逆質問はどれくらい用意しておけばいい?
■どの企業にも使える逆質問があれば教えてほしい。
こんな疑問にお応えする記事を用意しました。
ここで解説する『研究職の面接で使える逆質問集』を把握してもらえれば、『面接で好印象を与えられる可能性』が大きく上がります。
なぜなら当記事では、研究職・研究開発職・R&D職の面接まで行けば無敗だった自分が、当時使っていた逆質問をまとめるからです。
「逆質問って何個用意すればいいの?」
という素朴な疑問にも回答しておりますし、どの企業でも汎用的に活用できる逆質問を載せているので明日からでも使えます。
ぜひ当記事でまとめた逆質問集を何度も読み込んで、「何かご質問ありますか?」にスマートな回答をしてやりましょう!
当記事は数分で読めますので、面接当日でもお役に立つこと間違いなしですよ。
目次
研究職の面接で人事に好印象を与える逆質問まとめ
本項では『実際に面接で使ってみて人事の方と話が弾んだ逆質問』を列挙していきます。
「これは確かに使えそう!」という逆質問があれば遠慮なく真似していってくださいね。
御社に入社する上で、これだけは磨いてきてほしい!という研究力は何ですか?
この質問は企業ごとに求めている『理想の研究者像』が知れるのでおすすめな逆質問です。
独創力なのか、情報収集力なのか、コミュニケーション力なのか…。
「その企業が定義する研究力」の一端を相手に教えてもらうことが可能です。
御社において、修士卒と博士卒の学生に求める研究者像に違いはありますか?
僕は修士卒だったので、たとえば製薬企業での技術面接・最終面接でこの質問をよくしていました。
「修士卒の学生にどんな能力を期待しているのか」を把握できる良い質問だったなと、我ながら感じてます。
御社での研究テーマはトップダウン式?それともボトムアップ式?新人でもテーマ提案は可能なのでしょうか?
企業の研究スタイルを知れると同時に、新人でもどんどん意見を言って良いかを推し量るための逆質問です。
企業によっては以下のように意見が分かれることもあって、入社後のふるまい方が参考になるかと。
- 入社してすぐにテーマ提案してもらって構わないよ!
- まずは最初に与えられたテーマ2~3年やってからの方が良いよ!
- 企業で研究テーマを創るノウハウを学んでからの方が良いよ!
部署間を超えて連携し合える風土はありますか?たとえばバイオ系の社員が化学系の社員と組んで研究することができますか?
縦割り風土なのか、自由に研究し合える風土なのかを推測するための逆質問です。
企業によっては「例えば○○という連携テーマや△△といった連携テーマをこれまでにやったことがあるよ!」と丁寧に教えてくださることもあります。
御社に入社する上で、今の私に足りていないと思う箇所を教えてください。
企業ごとに求めている研究力が異なるのは自明ですので、その企業に入るために何が足りていないか直接聞いてしまう戦法を取っていました。
企業によっては「こんな短時間でそんなアドバイスはできないよ、ハハハ…」と受け流されるケースもあります。
が、とても親切に「君のここはもっと伸ばせる点だと思う」と伝えてくれる企業もありました。
企業で成果を創出するために、皆さんが普段意識されていることは何ですか?
人事&研究職の方にまとめて質問してしまうタイプの逆質問です。
「学生1:面接官5」みたいな形式だと、この質問1つだけで逆質問を終了させることも可能です笑
「あまり逆質問を求めてくれるな…」と思っている方はぜひ活用してみてはいかがでしょう?
後学のため、皆さんが普段意識されている「部下への接し方」「部下の指導方法」を教えてください
仮に内定がもらえなくても、逆質問で聞ける情報は非常に貴重。
僕は研究室で後輩を正しい方向に導ける指導力が欲しいと思っておりましたので、この質問はどの企業でもしていました。
今日の私は、皆さんがお聞きしたかった質問に正しく答えられていましたか?もし「そんなことが聞きたかったわけではない」という質問があったらもう一回質問してください!
逆質問を2~3個求められた時に聞いていた質問です。
けっこうな確率で人事の方々が笑ってくれるので、面接の雰囲気をふんわりさせるために活用できるかもしれません笑
2度同じ質問されると「そういう意味で言っていたのか」とわかることが多いので、質問内容がわからなかった場合は聞き返すのもあり。
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研究職の面接では5つ逆質問を用意しておけばOK
企業研究をしっかりやっておけば、企業風土もある程度は推測できるので、その風土に応じて質問内容は変更していくのがベター。
もちろん逆質問はたくさん用意するに越したことはありませんが、面接時に忘れてしまっては台無しですよね。
相手が面接の最後に求めてくる逆質問はせいぜい2~3つです。
とあなたはお考えになるかもしれませんが、万が一2~3つのうち1つを忘れてしまったら「2~3つお聞きしてもいいですよ」と言われて詰みです。
5つ用意していけば「1つくらい忘れてもなんとかなる」という発想になりますので、精神的にも楽になりますよ。
面接で使う逆質問は企業風土によって柔軟に変えよう
逆質問は5つ用意していくべきと、前項でご説明しました。
その理由は「万が一忘れてしまっても対処できるから」とお伝えしましたが、実はもう一つ重要な理由があります。
それは『企業風土によって柔軟に逆質問内容を変えるため』です。
たとえば以下の逆質問を用意したとします。
- 海外勤務を強く希望したいのですが、どういったキャリアプランがありますか?
- 1人で戦っていける研究スキルを身に付けたいのですが、御社の研究職は1テーマあたり何人割り当てられるのが普通ですか?
- 御社の研究職に就く上で、何か気を付けるべきポイントなどはあるでしょうか?
仮にその企業が海外進出をあまりしておらず、研究テーマには何人も割り当てて皆でやるシステムを採用してるとしたらどうでしょう?
最後の質問は汎用性が高いですが、上記2つはちょっと的外れな感じがしませんか?
このように「どの企業の人事にも必ず刺さる逆質問はない」と思っていたほうが無難です。
企業ごとに独自の文化があり、それは面接するとあなた自身が肌で感じられること。
「企業研究やOB訪問で得た情報から、この企業の人が興味を持ってくれる逆質問はこれだ!」
とゲーム感覚で色々試して相手のリアクションから学習するのも良いでしょう。
面接は形式ばったシステムではなく「常に変動する生き物」だと捉えて柔軟に逆質問を変えていきましょうね。
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印象に残る逆質問をして研究職の内定を獲得しよう
上記で紹介した『研究職の面接で使える逆質問集』を理解してもらえれば、『面接で好印象を与えられる可能性』が大きく上がります。
最後にもう一度内容をまとめておきますね!
研究職の面接で使える逆質問集
当記事に書かれている逆質問をそのまま使ってもらえれば、逆質問に悩むこともなくなりますよ。
一度読んだだけでは覚えきれないこともあると思いますので、ぜひ何度も読み返してあなたの就活に活かしてくださいね!
それでは当記事は以上です。
ではではっ
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